素数大富豪に階級付けを導入してみた
この記事は素数大富豪Advent Calendar 2018 20日目の記事です。
初めまして、ささらです。
素数大富豪に階級付けを導入する追加ルールを考えてみました。
すでに同じようなルールが考案されていたらごめんなさい。
素数大富豪は通常の大富豪をもとに考案されたもので、大富豪の有名なローカルルールから、革命をラマヌジャン革命、8切りをグロタンカットとしてルールに取り入れています。
ところで大富豪の基本ルールとして階級付けが存在しますが、素数大富豪では名前に反して存在しません。
そこで公式ルール | 日本大富豪連盟を参考にして、階級付けを取り入れたルールを考えました。
一対一の大会などには不向きですが、既存の素数大富豪に追加して遊んでいただけたら嬉しいです。
追加するルール
- 最初のゲームに勝ったプレイヤーから、大富豪、富豪、平民、貧民、大貧民となる。5人以上でプレイする場合はその数だけ平民を増やし、他の階級は一人しかなれないものとする。
- ゲームを始める前に「カード交換順」を決める。「ジョーカー、K、Q、J、T、9、8、7、6、5、4、3、2、A」を並び替えて定める。各ゲームの開始前にその都度変更してもよい。
- 2回目以降のゲームのシンキングタイムにおいて、平民でないプレイヤーは手札の中から交換するカードを決める。ここで、大富豪と富豪は自由にカードを選ぶことができるが、大貧民と貧民は「カード交換順」の上位のものから選ばなくてはならない。シンキングタイム終了後、大富豪と大貧民が2枚、富豪と貧民が1枚のカードを交換する。
- 2回目以降のゲームでは大貧民が初めの親となる。(大貧民の手番から始まる)
- 大富豪以外のプレイヤーが一番に上がった場合、大富豪であったプレイヤーはただちに手札をすべて捨て、大貧民になる。
補足
- 階級制度を楽しむために3人以上でのプレイがおすすめですが、2人でもできます。
- 自由度を高くするために、このルールで「カード交換順」を定めません。数値の大きい順にすれば大富豪が有利になりやすいです。他にも奇数を上位にするなどの様々な楽しみ方があるでしょう。
- 大富豪の有名なローカルルールである都落ちを取り入れてみました。大富豪は勝ち続けることが難しくなります。
先日、このルールを追加して友人らとプレイしましたが、かなり盛り上がりました。
ぜひ使ってみてください。
これでこの記事は終わりになります。
読んでいただいてありがとうございました。