5枚二刀流戦術
こんにちは、ささらです。
この記事は素数大富豪Advent Calendar 2020の10日目の記事です。
昨日はマリンさんの「素数大富豪と2の冪乗」でした。かっこいい合成数出しは憧れです。
この記事では5枚二刀流戦術をまとめます。
既存の二刀流戦術
素数大富豪には、4枚二刀流という強力な戦術があります。先手のプレイヤーが4枚出しをした後に、後手が4枚出しで返す場合と合成数出しカマトトをする場合の両方で勝ちを狙うことができます。以下の3TKさんのブログに詳しいです。
また、最近ではマリンさんによって3枚二刀流も研究されています。
私は4枚二刀流と同じような戦い方を5枚出しでもできると常々考えていましたが、上のマリンさんの記事を見て「この流れに乗るしかない!」と思い、記事にすることを決めました!
5枚二刀流戦術
初期手札11枚の2人対戦を想定しています。
以下の2通りの戦い方をできるような手札のとき、先手が持っている5枚10桁よりも大きい5枚10桁を後手に出されなければ、先手は勝つことができます。
・先手5枚出し→後手5枚出し→先手5枚10桁→後手パス→先手が残り手札を出す
・先手5枚出し→後手のカマトトまたはパス→先手が残り手札を一度に出す(☆)
5枚出しと(☆)で組む素数を覚えれば、この戦術を使いこなせます!
(☆)の数は以下の表を参考にしてください。
初期手札11枚(山札を引くと12枚)を、5枚の素数+表の5枚10桁素数+表の数の3つに分けられたら5枚二刀流戦術の準備が整います!
表の上半分は5枚10桁素数*1の上(場に並べて出すときの左側)につけて素数になる数で、下半分は下(右)につけて素数になる数です。この1枚または2枚は、背景の白いものは並び次第で素数になります。
背景が青い数はジョーカーが必要なものです。ジョーカーを0として使う組*2、2枚では素数にならないものの後手がジョーカーを持っていなければ先にKを出す2連続の1枚出しで上がれる組、同じ札を5枚必要とする組があります。5枚10桁素数とジョーカーを持っていれば6枚12桁素数を組むなど他にもできる戦術が多くあるため、まずは他の数から覚えると良いかもしれません。
まとめ
5枚二刀流は4枚二刀流と比べれば汎用性は低いです。また、5枚出しを安定して出すことも4枚出しより難しいです。
一方、3枚出しや4枚出しがわからなくても5枚二刀流はできます。
総合的に考えると、まずは4枚二刀流を覚える方が勝率に繋がると思います。しかし、5枚二刀流も強い戦術です!
この記事を読んで5枚二刀流を使いこなすプレイヤーが現れたら本望です。
明日はtatyamさんによる、新しい覚え方についての記事です。暗記が苦手な私としてはとても楽しみです!